猫のてんかん発作|前兆や症状など調べてみた

『てんかん』は慢性的な脳の病気で脳内の神経回路が何かのきっかけでショートしてしまい、それにより突然発作が起きる病気です。

ショートした脳の部位や規模によっていろいろな発作が起こりますが、猫ちゃんの発生率は猫1,000匹に対して3~10匹(0.3~1%)といわれています。

猫のてんかんはレアな病気といえますが、今回はその症状、原因などについて調べてみましたよ。

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猫のてんかん発作の原因について

てんかんは脳内の神経回路のショートにより起こりますが、原因がわかるっている『症候性しょうこうせいてんかん』、わからないものを『突発性とっぱつせいてんかん』と呼ばれています。

『てんかん」とは発作を繰り返す慢性的な脳の病気のことで1度だけの発作では『てんかん』と診断することはできません。

発作の頻度には個体差がありますが、症状の大小にかかわらず年に1度でも発作を繰り返せば『てんかん』診断されます。

症候性てんかんのおもな原因
  • 難産での低酸素脳症
  • 腎不全や肝不全による肝性脳症
  • ウイルス感染によるもの
  • 脳炎や脳腫瘍などの脳疾患
  • 真性多血症
  • 事故などの頭部外傷によるもの…など
猫の『てんかん』のほとんどが「症候性てんかん」によるものと考えられていますが、原因がはっきりしない突発性発作では遺伝的なものが原因と考えられています。

猫のてんかん発作の前兆と症状

脳の神経回路が部分的にショートすると小発作(部分発作)、広範囲に発展すると大発作(全般発作)になります。

発作が止まらなくなるケースを『てんかん重積』といい、早急な処置を行う必要があります。

種類 おもな症状
前兆 落ち着きがなくなる、何かに怯える、いつもより甘えてくる…といわれています。既に小発作が起きていて怯えている可能性もあります。
小発作 部分発作ともいいます。体の一部分だけがピクピクとけいれんしたり、動かなくなったりします。意識はあるので声をかけると反応します。
大発作 全般発作ともいいます。意識を失って倒れ、筋肉が激しくつっぱってからピクピクと痙攣します。唾液が出て口から泡を吹いたように見えることもあります。
重積発作 ふつう発作は数秒~数分間続いて終了しますが、何度もたたみかけるように発作を繰り返す「重積発作」じゅうせきほっさがあります。発作で長時間呼吸が停止している場合には脳に深刻なダメージを与えます。発作の後は必ず獣医師に診せるようにしましょう。
発作で暴れている最中の猫には近づくのは危険です。強い力で引っ掻かれたり噛まれたりすると怪我をします。ある程度落ち着くまで見守るようにします。もちろん周囲に危険なものがあれば移動させましょう。
猫には「知覚過敏症」という背中がピクピク痙攣する病気があります。原因が特定できずストレスの影響といわれていますが、てんかん発作が関係しているともいわれています。

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2016年6月30日

猫のてんかん治療について

『てんかん』の治療目的は発作回数を減らすことです。おもな治療にはお薬(抗てんかん薬)で治療する場合がほとんどです。

おもな猫の抗てんかん薬
  • フェノバルビタール
  • ジアゼパム
  • レベチラセタム

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猫のてんかんとストレスの関係

人の場合は寝不足や過労、過度のストレスなどから発作が起きやすくなることが知られていて、もともと発作が起こりやすい不安定な状態の脳にストレスが加わることで発症すると考えられます。

先天的に発作が起きやすい猫ちゃんの場合、体調や環境の変化またはストレスなどで『てんかん発作』は誘発される可能性があります。ストレスが根本的な原因ではなく、あくまで発作を誘発する1つの要素と考えられていています。

てんかん発作をもつラットにキャットニップを与えたところ発作の回数が増えたという報告もあります。てんかん持ちの猫ちゃんにはキャットニップ、マタタビなどは与えないように注意しましょう。

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2015年3月16日

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