猫の低体温症は腎不全の兆候?!4つの原因と治療について | ねこネコ.ねっと|猫の飼い方

猫の低体温症は腎不全の兆候?!4つの原因と治療について

icon-edit 2015/02/24 icon-repeat 2018/10/11

猫の体温がいつもより低い気がする。これって腎不全の前兆なの?

今回はネコの腎不全の兆候や早期発見する方法を調べてみました。

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ネコの腎不全の兆候について


腎臓は体内の老廃物や余分な水分をオシッコとして体外に排出して、血液をキレイにする役目があります。

腎臓からつくられるホルモンは骨髄での赤血球の生産を促したり、ビタミンDを活性化してカルシウムの吸収を促します。

腎臓が正常に働かなくなったものを「腎不全」と呼びますが、腎不全には急性腎不全と慢性腎不全の2種類があります。


1 急性腎不全の兆候


急性腎不全の特徴
おおまかな説明
特徴 急性腎障害とも呼ばれ、腎臓の働きが1日以内~数週間で急激に低下するもの。
原因 尿路結石、ウイルスや細菌の感染、植物や薬物による中毒、重い貧血や脱水などが原因で起こります。もっとも多いのが尿結石によるものです。治療が早ければ腎機能を回復することができます。
おもな症状 食欲低下、元気消失、オシッコの量が減る、または出ない、嘔吐などがみられる。病状が急激に悪化し尿毒症を起こすと痙攣(けいれん)、体温低下、昏睡といった症状が現れます。
治療 利尿剤や点滴を使用して血液中の老廃物を取り除きます。症状が重ければ透析治療を行います。尿路が閉塞しているときは手術が必要になることも。


急性腎不全の兆候として食欲がない、元気がない、何度も吐く…などがあります。

尿路結石などで尿道が塞がっているケースでは、落ち着きがなくなり何度もトイレ行くようになります。

急性腎不全は早期発見・治療が重要で、早い段階で適切な処置をすれば腎機能が回復する可能性が高くなります。

低体温がみられるときは病状がかなり進行しているケース。一刻も早く病院に連れて行くのが肝心!


2 慢性腎不全の兆候


慢性腎不全の特徴
おおまかな説明
特徴 慢性腎臓病(CKD)とも呼ばれ、数ヵ月~数年かけて腎臓の働きが低下していくものです。
原因 猫エイズ、猫白血病など他の病気が影響して発症しますが、原因が特定できないものも多いようです。急性腎障害が長引くとそのまま慢性腎不全に移行するケースもあります。失われた腎機能の回復は見込めません。
おもな症状 はじめうちはこれといった症状がみられませんが、ある程度病状が進行すると食欲不振、元気消失、体重減少、多飲多尿などがみられます。末期では痙攣、体温低下、昏睡といった症状がみられます。
治療 慢性腎不全は徐々に腎機能が低下するもので一度発症すると完治することはありません。原因となる病気あればそれを治療しつつ、腎機能の低下を抑えて現状を維持する治療なメインになります。おもに症状を緩和する内科的治療と食事療法が併用されます。


慢性腎不全は徐々に腎機能が低下するため、初期の段階では目立つ症状がありません。

ある程度病状が進行してから食欲が落ちた、元気がない、痩せてきた…などの症状が現れます。

中年齢から老年齢にかけて発症するため、加齢のせいとして見過ごされることが多いです。

また脱水を引き起こしている場合には、水を飲む量が増えたり、オシッコの量が増えたりします。

進行を抑える新しい薬「ベラプロストナトリウム」

慢性腎臓病に新しく使われるようになったこの薬はベラプロストナトリウムという成分の内服薬で、慢性腎臓病の進行を抑え症状を改善する効果があります。
現在、主に使われている慢性腎臓病薬の効能は、蛋白尿や尿毒症の抑制で、本剤のように病気の進行の抑制を効能に挙げた薬はこれまでありませんでした。(中略)

本剤は炎症をしずめ血流を回復する働きを持ち、低酸素と線維化を抑え慢性腎臓病の進行を抑制します。
同時に、病気によって低下した元気と食欲を改善し、体重減少を抑える働きもあります。



3 急性腎障害を起こす植物や薬物


危険な状況


ユリ(ユリ科の植物)、クルマの不凍液(エチレングリコール)、パラコート(農薬)で腎障害が起きます。

人間用の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン、アスピリンなど)で腎障害が起きる可能性があります。

ブドウやレーズンをネコが食べると腎障害が起きる可能性があります。


【禁止】食べてはいけない!猫に危険な5つの食べ物【禁忌】

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腎不全を早期発見するには


急性腎不全は急激に病状が悪化することがあるため、早急に対処する必要があります。

食事の量、トイレの回数、様子など、少しでも違和感を感じたら病院に連れて行きましょう!

あらかじめ夜間救急に対応している病院など調べておくとよいですね。


うちのネコのバイタル


慢性腎不全は中年齢から高年齢で発症することが多い病気です。

初期の段階で発見するのが難しく、症状が出たときには病状が進行しているケースがほとんど。

ネコちゃんが7歳になったら1度血液検査をしてもらい、腎臓の働きをチェックしてもらいましょう。

最近では腎臓疾患を早期発見できる「SDMA」という血液検査が導入されています。
※SDMA:対称性ジメチルアルギニン

腎臓の血液検査
検査項目 特徴
従来の検査 血中のBUN(尿素窒素)とCre(クレアチニン)の濃度で腎臓の働き評価します。これらの濃度が高ければ腎機能が低下しているということ。腎機能が75%失われても数値が上がらないとの報告があります。
SDMA 腎機能の約40%が失われた段階で数値が高くなる。そのため従来の検査より早く異常が発見できる。


【数値の見方】猫の血液検査をやってみた【気になる結果】


まとめ


急性腎不全で低体温がみられたときは至急病院に連れて行くレベル。慢性腎不全では末期。

急性腎不全の発見が遅れて腎臓にダメージを受けると、慢性腎不全に移行することあるので要注意。

どちらのタイプの腎不全も、早めに発見して早めに対処するのが基本ですよ!

ちなみにうちのネコのクレアチン濃度が少し高めでした。プチ注意ですね(^^ゞ


【尿毒症】猫を腎不全にさせないための4つの予防法【末期症状】

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