猫ちゃんが食べると危険なものに何がある?
猫が食べてはいけない5つの食べ物
何気にキッチンに置いている食べ物でも、猫ちゃんの健康に深刻なダメージを与えるものもあります。それとお部屋に飾っている植物や花。とくに観葉植物などは猫ちゃんに害があるものも少なくありません。
クリスマスシーズンによくみる『ポインセチア』猫ちゃんが食べると嘔吐や下痢を引き起こします。
猫ちゃんに害のあるものはピンからキリまでありますが、その中でも身近で代表的なものをピックアップしてみました。
タマネギ・ネギ類
タマネギ、長ネギなどのネギ類は猫に与えてはいけない代表的な野菜。それらに含まれる『アリルプロピルジフィルヒド』という成分が、猫ちゃんの赤血球を壊すことで『
『ネギ中毒』とも呼ばれています。毒性は弱いのですが、ニラ、ラッキョウ、アスパラガスもネギの仲間です。
チョコレート
チョコレートには『テオブロミン』や『カフェイン』といった猫ちゃんに有害な成分が含まれています。大量に摂取すると嘔吐・下痢といった症状を引き起こし、重篤な症状では
アワビ
古くから『猫がアワビを食べると耳が落ちる』といわれていますが、単なる言伝えではありません。猫ちゃんがアワビを食べてから長時間日光(紫外線)を浴びると重い皮膚炎を起こします。
耳など毛の薄い部分に紫外線がよくあたるので、耳の皮膚が重度の炎症を起こしてボロボロになってしまうのです。
トマト
意外にもトマトがリストに入っていますが、問題なのは熟していない『青いトマト』。青いトマトを食べると嘔吐下痢、葉や茎で皮膚にかぶれを起こすことがあります。ベランダでトマトを育てている方は注意して下さいね。
お魚
赤身のマグロとカツオ。サバ、イワシ、アジ、サンマなどの青魚。たまに与えるぐらいなら問題ないのですが、常食すると体内のビタミンEが壊れてしまいます。
ビタミンEが欠乏することで『
ちなみに生のイカやタコを食べると発症すむのが『ビタミンB1欠乏症』。
ビタミンB1が不足すると歩行障害などの神経症状を引き起こします。
その他
レーズンやぶどうを食べたイヌが重篤な症状になったという報告があります。症状としては嘔吐・下痢、最悪な場合には腎不全になるケースもあるようです。同じ量のぶどうを食べたとしても全く平気な犬もいるみたいで、症状には個体差があるようです。
猫に有害な植物

猫ちゃんに有害される植物は700種以上あるといわれています。室内に置いてある観葉植物や、庭の花木の中にも有害なものも少なくありません。
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猫ちゃんは味音痴
猫ちゃんは味を感じるふつう猫ちゃんはエサを丸呑みにしちゃいますから、味覚はそれほど重要ではないんですね。
猫ちゃんは味覚よりも嗅覚を頼りにしているので、先ずはニオイを嗅いでから食べられるかどうか判断します。
まとめ
猫ちゃんに最も危険な食べ物はタマネギ、長ネギなどのネギ類。猫ちゃんが齧らないようにネットに入れて保管しましょう。猫ちゃんの手作りごはんをつくるとき、間違っての入れてはダメ。タマネギのエキスが入ったスープでもNGですよ。
お部屋のインテリアとして置いてある観葉植物などには有害なものが多いので、しっかりと管理しましょう。
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