猫の背中がピクピクするのはストレス?
猫知覚過敏症候群について
ふだんは仲のよい兄弟猫ちゃんなんですが、なんの前触れもなく片方の猫ちゃんが、もう片方の猫ちゃんを攻撃するケースがあります。なんの前触れもなく猫ちゃんを攻撃的にする原因として『猫
これは猫の背中から尻尾にかけてピクピクと
ある日突然に発症する病気で『てんかん発作』の1つと考えられています。原因はよくわかっていません。『てんかん』については事項で詳しい説明をします。
『猫の知覚過敏症』には以下のような行動がみられます。
背中のムズムズを何かに攻撃されていると猫ちゃんが勘違いして、自分の尻尾を攻撃したり、恐怖で物陰に隠れたりします。
もし近くに仲間の猫ちゃんいたときは、その猫ちゃんに反射的に攻撃したりします。行動が予測できないのが難点です。
一般的に知られている『てんかん発作』と同じで、発作が治まると何事もなっかたかのように静かになるのが特徴です。
猫のてんかんについて
『てんかん』は慢性的な脳の病気で、何かのきっかけで脳内の神経回路がショートすることで起きる発作です。ショートした神経回路の場所や規模によって症状は異なりますが、猫ちゃんの発生率は猫1,000匹に対して3~10匹(0.3~1%)といわれています。
発作の頻度には個体差がありますが、症状の大小にかかわらず、年に1度でも発作を繰り返せば『てんかん』診断されます。
原因がわかるっているものを『
猫のてんかんの前兆
猫ちゃんのてんかん発作の前兆として、落ち着きがなくなる、何かに怯える、いつもより甘えてくる…などがみられます。既に小発作が起きていて怯えている可能性もあります。猫のてんかんの症状
脳の神経回路が部分的にショートすると小発作(部分発作)、広範囲に発展すると大発作(全般発作)になります。発作が止まらなくなるケースを『てんかん重積』といい、早急な処置を行う必要があります。
猫のてんかんの治療
『てんかん』の治療目的は発作回数を減らすことです。おもな治療には『抗てんかん薬』で治療する場合がほとんどです。スポンサーリンク
猫のてんかんとストレスの関係
猫のてんかん発作は、もともと発作が起こりやすい不安定な状態の脳に、ストレスが加わることで発症すると考えられていす。もともと発作が起きやすい猫ちゃんに、体調や環境変化などのストレスが引き金になって発作が起きる、という感じです。
ストレスが根本的な原因ではなく、発作を誘発する1つの要素と考えられていています。
まとめ
猫の背中がピクピクしたり、引きつったりするのは『猫知覚過敏症候群』という『てんかん発作』の1つと考えられています。突然おきる発作から猫ちゃんが恐怖のあまりで攻撃してきたり、物陰にかくれてしまうこともあります。小さなお子さんがいる家庭では要注意です。
時間とともに悪化していく傾向があるので早めに獣医師に相談するのがよいでしょう。
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