海外では短尾の猫をボブテイルと呼んでいます。日本では短尾の猫はそれほど珍しくありませんが、海外では珍しい特徴のようです。
ジャパニーズボブテイルは日本原産の猫ではありますが、純粋な日本猫(和猫)という意味ではありません。
今回はジャパニーズボブテイルの性格や子猫の値段、飼い方のポイントなど照会しますよ。
ジャパニーズボブテイルの性格について
ジャパニーズボブテイルの起源
日本猫の起源は奈良時代(710年~794年)経典をネズミの被害から守るために中国から輸入された猫のだとされています。江戸時代の初期まではその数も少なく貴重な生き物だったようで、それ以前は高貴な人々しか飼うことができませんでした。短尾の猫が誕生したのは江戸時代中期のことで、突然変異によるものと考えられています。
1968年にアメリカのブリーダーによってはじめて海外でブリーディングされました。後に海外に渡った猫から長毛のジャパニーズボブテイル・ロングヘアが誕生しました。長毛の猫も古くから日本に存在していたことが知られています。
海外では短尾の猫は幸運のシンボルとされていて人気があります。日本猫には不思議な魅力があり何らかのパワーを感じる人もいるようですよ。
もともとも日本猫には茶色の被毛はなく、今日みられる茶トラ、三毛、赤サビといった猫はいませんでした。
1950年代にペルシャなどの洋猫が日本に多く入ってきて、洋猫と日本猫とのミックスが爆発的に増加しました。そのことで茶色の保毛をもつ猫が生まれてくるようになりました。
現在純粋な日本猫(和猫)はいなくなりましたが、今日の日本猫やジャパニーズボブテイルの中にも和猫の面影が色濃く残っているいるはずです。
1950年代にペルシャなどの洋猫が日本に多く入ってきて、洋猫と日本猫とのミックスが爆発的に増加しました。そのことで茶色の保毛をもつ猫が生まれてくるようになりました。
現在純粋な日本猫(和猫)はいなくなりましたが、今日の日本猫やジャパニーズボブテイルの中にも和猫の面影が色濃く残っているいるはずです。
ジャパニーズボブテイルの性格
- 活発
- 好奇心旺盛
- 賢い
- おしゃべり好き
- 遊び好き
- 知らない人には警戒する
ジャパニーズボブテイルの子猫の値段について

被毛は短めでアンダーコートが少なめです。カラーバリエーションが豊富ですべての色(異種交配によらないもの)が認められています。
ボディはやや細身ながら筋肉もあるフォーリンタイプ。前脚よりも後脚が長いタイプもみられます。成猫の体重が3kg(メス)~4.5kg(オス)前後です。
子猫の値段
ルーツは日本にありながら国内では入手が難しい猫ちゃんですね。アメリカのブリーダーをみたところ子猫の値段は600~1,600ドルぐらいでした。海外では三毛猫が好まれまsすが、中でも白地に頭と尻尾だけに柄が入る「飛び三毛」が人気です。さらにオッドアイの猫が珍重されます。
日本にいる短尾の猫がジャパニーズボブテイルというわけではありません。現在の日本の猫はいろいろな猫ちゃんの血が混じっているので純粋な品種とはいえません。
あくまで品種としてジャパニーズボブテイルであることを証明できる書類(血統書など)が必要になります。
あくまで品種としてジャパニーズボブテイルであることを証明できる書類(血統書など)が必要になります。
スポンサーリンク
ジャパニーズボブテイルの飼い方について
初心者 | |
一人暮らし | |
マンション | |
こども |
ジャパニーズボブの飼い方/飼育ポイント | |
---|---|
食事 | もともとスマートな体型なので過食させないようにしましょう。 |
ケア | 時々ブラッシングしてあげればOKです。ロングヘアも週に2~3度でOKです。 |
健康 | 短尾は脊髄や骨の奇形ではないので健康上問題ありません。 |
環境 | よく鳴きますが、鳴き声は小さいので集合住宅でも問題なく飼うことができます。活発で高い所に登るのが大好きなので、キャットタワーなど用意してあげれば喜びますよ。 |
短毛の猫はどこから来たの?
短尾の猫は西洋ではあまり見かけませんが、中国南部や東南アジアでは特に珍しくありません。中国から日本に連れて来られた猫の中に短尾の遺伝子をもつものが混じっていたのでしょう。
日本猫に短尾が多いのは化け猫伝説の影響によるものと考えられ、長尾の猫が長生きすると「猫又 」になると信じられていました。それで短尾の猫が好んで繁殖され、日本でよくみかけるようになったと考えられています。
短尾の猫は西洋ではあまり見かけませんが、中国南部や東南アジアでは特に珍しくありません。中国から日本に連れて来られた猫の中に短尾の遺伝子をもつものが混じっていたのでしょう。
日本猫に短尾が多いのは化け猫伝説の影響によるものと考えられ、長尾の猫が長生きすると「
まとめ
ジャパニーズボブテイルは日本原産でありながら日本では入手が難しい猫ちゃんです。とても残念な気がしますね。でもその容姿や性格は日本の猫ちゃんに脈々と受け継がれています。東洋の猫にはみられない日本らしい猫ちゃんですね。
アメリカでは三毛猫(飛び三毛)が人気で600~1,600ドルで取引されています。最近では日本にいる一般的な猫ちゃんも注目されているようですよ。
こちらもどうぞ!
ジャパニーズボブテイルのメス猫で11ヶ月なのですが、ペットショップかどこかへ売買できるのでしょうか?
基本、生き物を買うって概念がないのですが、
半年育てた、病院代くらいは欲しいです。
訪問ありがとうございます!
市や猫の保護団体の掲示板を利用して、里親を募集することができます。
避妊や去勢済みということであれば、
里親さんに負担していただいてもよいと思います。
ちなみに、ペットショプでは生体の引き取りはしていません。