今まで夜中に鳴くようなことはなかったのに。。
猫が夜鳴くようになった原因について
今までおとなしかった猫ちゃんが、ある日を境に夜鳴きするようになったとき、どのような理由が考えられるのでしょうか。中高齢の猫ちゃんが夜鳴きするような病気に『甲状腺機能亢進症』や『認知症』などがあります。
甲状腺機能亢進症では性格が攻撃的になり、動作が活発になって発情期のような状態になります。
まずはこれらの病気がないか、獣医師さんにチェックしてもらいましょう。
欲求不満によるもの
これは活動的でエネルギッシュな猫ちゃんに多いのですが、体力気力があり余るせいで夜中に問題行動をおこすケース。夜中に部屋を徘徊したり、タンスや机に飛び乗っては上の者を落としたり、鳴きやまなかったりなど、いろいろな問題行動をおこします。
子猫のときはよいのですが、猫ちゃんも成長して大人になってくると本能欲求が強くなっていき、それを発散せずにはいられなくなります。
猫ちゃんの本能欲求とは『テリトリーを持つこと』と『狩りをすること』です。これらに不満があると猫ちゃんは問題行動をおこします。
猫ちゃんの不満を解決するために、第一に飼い主さんがする行動は、猫ちゃんに『狩り』をさせてあげること。これ最も大切です。
具体的には、釣り竿をみたいなものに獲物に見立てた物を取り付けて、猫ちゃんに追わせて狩らせてあげるとよいです。
就寝前に15分程度遊んであげるだけでも効果が得られると思いますよ。具体的な遊び方は以下で紹介しています。
縄張り意識が強い
一般の飼い猫よりも広いテリトリー意識を持つ猫ちゃんがいます。猫ちゃんのテリトリー意識が家周辺にまで及んでいるケースです。そのようなケースでは猫ちゃんに家の周りを散歩させて、テリトリーを広げてあげるのも方法です。外の世界に触れることでストレス発散のもなります。
夜中の侵入者
夜中にノラ猫が庭先に現れたり、タヌキやハクビシンなどの野生動物がうろついていたりすると、猫ちゃんが警戒して夜鳴きしたりします。この場合、猫ちゃんがテリトリーの不安から、部屋を囲むようにオシッコでマーキングすることが多いです。
原因が外猫や野生動物の場合には、市の動物愛護指導センターへ相談するとよいと思います。
スポンサーリンク
ノラ猫の侵入を防ぐには
以下はわたしが住んでいる市のホームページに掲載されているものです。まとめ
猫ちゃんの問題行動の多くはテリトリーの不安、もしくは遊びが(狩り)が足りてないことからくる欲求不満が原因です。もっとも厄介なのは夜中にノラ猫や野生動物などは侵入してくるケース。その場合は部屋を囲むようにマーキングが見られるはずです。
猫よけ機(超音波発生装置)など貸し出ししてくれる自治体もあるので、1度相談してみましょう。
コメントを残す