猫ちゃんとの生活をスタートしたのはいいけれど、猫の夜鳴きに悩まされている方は多いはず。
最悪なのは寝不足のストレスから猫に手を挙げてしまい険悪な関係にまで発展してしまうケースも。。
そもそも猫は夜行性なの?
猫は夜に活動するイメージがあるので、なんとなく夜行性と思われているのかも知れません。でも夜行性というのは誤解で猫は朝方や夕暮れに活動する
これは猫のおもな獲物がその時間帯に活動しはじめるからなんですが、猫は狩りのために朝まで休んでいるのが自然なスタイルというわけです。
ですから猫が夜中にうるさく鳴き続けたり、活発になるのは正常な状態ではありません。
猫の夜鳴きの対処法
うちの猫も子猫のときには夜中の3時4時にハッスルしていたものです。今は夜10時頃にウトウトしはじめ、朝の5時半頃(冬は6時)までおとなしくしています。猫が早起きなのは本能なので、ある程度の妥協は必要ですね。
猫が夜中にハッスルしてしまう理由に「生活リズムのずれ」があります。猫も飼い主さんとの新しい環境での暮らしに慣れるまで時間がかかるのは当然のことです。
また体力(エネルギー)が余りすぎて、欲求不満から問題を起こすことがあります。むしろこのケースの方が多いですね。
それらの問題を改善するには次にあげる2つの方法が効果的です。
1.猫は遊びたい

猫が飼い主さんと遊ぶことは思っている以上に重要なことです。それで猫にとっての遊びとは「狩り」をすることなんです。
もちろん猫は生きていくために狩りをしますが、狩りすることで自信をつけ一人前に成長していくのです。逆に狩りができない(させてもらえない)猫は欲求不満からいろいろな問題を起こすようになります。
ですから猫ちゃんと遊ぶときは「狩り」を想定して遊んであげるとよいです。もちろん狩りというからには獲物が登場しなければなりません。
これは嫁さんが猫ちゃんを遊ばせているものですが、このように獲物を追いかけさせるようにするとよいですね。
時間にして15分間ぐらい。といっても連続ではなく、2分ぐらい遊んでは小休止、また遊んでは小休止というように区切ってあげるとよいです。
夜中に活動的になるタイプは就寝前に遊んであげると効果的です。そして遊んだ後で必ず食事(オヤツでもOK)をさせるようにします。
猫が食事をして満足したら毛づくろいしはじめ、やがては眠りにつくはずです。
決まった時間に「遊び(狩り)、食事、毛づくろい、寝る」というような一連の流れをつくってあげるのが大切です。
そのことにより猫の生活にメリハリがついて、よい生活リズムができてくるはずです。
そのことにより猫の生活にメリハリがついて、よい生活リズムができてくるはずです。
2.心を鬼にして完全無視

はじめのうちは前項の対策を試してはいても、生活リズムが整うまでの間は夜鳴きが続かも知れません。そのとき猫が鳴いて注意を引こうとしても決して相手をしてはいけません。
耳元で鳴いたり、布団の上にあがったり、ドアをガリガリして注意を引こうとしますが、布団を頭からかぶって断固とて無視し続けましょう。猫の頭を
そこで相手をしてしまうと、鳴けば要求が通ると思われてしまいます。鳴き続けても何のメリットもないことを分からせてあげましょう。
この
あまりにも夜鳴きがうるさいので、猫をトイレやお風呂場に隔離して凌 いでいたことがありました。
でも猫を捕まえるために追いかけっこする羽目になり、結局は寝不足になってしまいました。
猫は何で隔離されたのか理解できないので、結局は無視するのが一番効果的でしたね。
【緊急対策】猫に夜中起こされる!やってはダメな3つのことでも猫を捕まえるために追いかけっこする羽目になり、結局は寝不足になってしまいました。
猫は何で隔離されたのか理解できないので、結局は無視するのが一番効果的でしたね。
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年をとってから夜鳴きするようになった
中高年齢の猫ちゃんにみられる病気の1つに
甲状腺機能亢進症の初期症状
- 食欲が増してきた
- 歳のわりに活発
- 落ちつきがない
- 攻撃的になった
- よく鳴くようになった…など
まとめ
猫は薄明薄暮性の動物なので夜中に活動的になるのは自然の姿ではありません。猫の夜鳴きのおもな原因はに「生活リズムのずれ」「狩りに対する欲求不満」などがあります。
猫ちゃんと「狩りゴッコ」でよく遊んであげ、メリハリがある生活をさせれば1~2週間で夜鳴きすることもなくなるはずです。それまで根気よく対処していきましょう。猫ちゃんが注意を引こうとしても相手にしないようにしましょう。
8歳以上の中高齢の猫が落ちつきがなくなってきたり、攻撃的になってきたり、よく鳴くようになってきたら甲状腺の病気かも。先ずは獣医師にチェックしてもらいましょう。
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