【後ろ足が麻痺】猫の歩き方が変なときの3つの原因

猫が後ろ足を引きずるようにして歩くのですが…

背骨の病気とかで、後ろ足が麻痺したんじゃないでしょうね?

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猫の歩き方が変なときの3つの原因


猫が後ろ足をかばうようして歩いたり、引きずるように歩く場合には要注意です。

猫がいつもとは違う行動をしたときには、早めに獣医師に相談するのがよいですね。


1.猫の関節のトラブル




猫が高いところから飛び降りたときにヒザのお皿が外れてしまう膝蓋骨脱臼しつがいこつだっきゅうになることがあります。

また先天的に股間関節の形成に問題があり股関節脱臼になりやすい猫ちゃんもいます。

これらの関節が外れてしまうことで足を引きずったり、かばうように歩いたりするようになります。


デボンレックスシャルトリューブリショアビシニアンなどは膝蓋骨脱臼になりやすい傾向があります。


2.肉球のトラブル


肉球をケガしていたり、巻き爪などの痛みで足をかばっている可能性もあります。

マレなケースでは肉球がスポンジのようにブニョっと腫れてしまう病気もあります。

小難しい名前ですが「形質細胞性足皮膚炎けいしつさいぼうせいそくひふえん」と呼ばれています。


猫の形質細胞性足皮膚炎について

柔らかく腫れるだけで、ほとんどが痛みがないケースが多いといわれています。

まれに肉球に潰瘍ができることもあり痛がって足を引きずることもあります。

原因はわかっていませんが免疫や、猫白血病、猫エイズなどと関係があるといわれています。


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3.猫の心臓の病気




猫の心臓の病気に「心筋症」というものがあります。

心筋症とは心臓の筋肉の働きが弱くなることで、正常に血液を送ることができなくなる病気です。

心筋症では心臓の中に血栓けっせん(血の固まり)ができることがあり、それが動脈につまることがあります。

猫の下肢の血管につまってしまうと後ろ足の先端が麻痺するので、後ろ足を引きずるようになります。


猫が心筋症になる原因はよくわかっておらず予防するのは困難です。

ベンガル、ペルシャ系の猫、ラグドールなどは心筋症になりやすい傾向があるといわれています。

心臓が拡大して壁が薄くなる「拡張型心筋症」遺伝的なものが大きいといわれています。

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心筋症の初期症状と予防


猫の心筋症ではとくに目だった初期症状などがみられないことが多いようです。

心筋症の初期症状としては、なんとなく元気がない、食欲がない程度です。


症状が進むと元気がなくなり、うずくまって動かなくなることが多くなります。

片足に麻痺がみられ、足を引きずるようなら病状がかなり進行している状態です。

また心不全で肺に水が溜まると呼吸が苦しくなり咳をするようになります。


まとめ


猫が後ろ足を引きずるときは、心臓の病気が関係していることもあります。

また心臓病になりやすい種類の猫ちゃんもいるので覚えておきましょう。

病状が進むと少しの運動でも呼吸が苦しくなるので早期の発見と治療が大切です。


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