愛猫が亡くなったとき火葬はどこに頼めばよいの?
ペットとの楽しい暮らしも必ず終わりの日がきます。悲しい現実ですね。
今回は猫の火葬料金などについて調べてみました。
猫の葬儀とその費用について
最近は室内飼いの猫ちゃんが多いので飼い主さんに看取られるのケースがほとんど。
ペットが亡くなったら土葬か火葬にしますが、都心では住宅事情もあり火葬がメイン。
一般的にペットを火葬するには近くの民間業者か地方自治体に依頼します。
遺体はタオルを敷いたダンボールなどに入れて保冷剤で冷やしておきましょう。
1.自治体に依頼する
各市町村のクリーンセンターなどでもペットの火葬場を併設している所があります。
わたしの地域では「引き取り」は一体につき4,320円、「持ち込み」は2,160円です。
「引取り」を依頼するとペットの遺体を自宅まで引き取りに来てくれますが、
他のペットと合同で火葬されるため、返骨されないデメリットがあります。

ペットの遺体は動物専には用の炉で火葬し、遺骨は慰霊碑に合同埋葬されます。
一方「持ち込み」は個別に火葬してもらえるので、希望すれば※返骨してくれます。
ペットの火葬を行っていない自治体もあるので確認が必要です。
※骨壺は自分で用意する必要があります。
2.ペット霊園を利用する
最近ではペットブームの影響で、ペット墓地や納骨堂を運営しているお寺があります。
また特定の霊園や寺院と提携している民間のペット葬儀会社も多く見られます。
火葬にはおもに「一任」と「立ち合い」があり、ペットの体重により料金が異なります。
お別れ~拾骨まで家族が行うのが立ち合い、すべてスタッフが行うのが一任になります。
体重5kgまで | 体重10kgまで | |
---|---|---|
一任 | 20520円 | 28080円 |
立ち合い | 25920円 | 33480円 |
葬儀はお別れ→火葬→拾骨→納骨の順で執り行われます。服装は普段着でかまいません。
火葬時間は体重5kg前後の猫であれば60~90分ぐらいです。
わたしの地域にあるペット霊園では火葬料金=葬儀料金になります。
飼い主さんの多くは納骨しないで、遺骨を自宅に持ち帰っているそうです。
使用料 | 管理費 | |
---|---|---|
納骨堂 | 32400円/2年 | 10800円/2年 |
個別墓地 | ※270000円/永代 | 10800円/1年 |
共同墓地 | 10800円 | 不要 |
※墓石代は別途
個別墓地・納骨堂を利用するには年間または2年毎の管理費が必要になります。
営業時間内であれば自由にお参りができ、定期的に合同慰霊祭も行っています。
3.訪問火葬(移動火葬車)
移動火葬車とは、自宅に訪問してペットの遺体を火葬するクルマです。
外見は普通のワゴン車と同じなので火葬車とは分かりません。
駐車スペースがないときは、自宅から離れた場所で火葬することもできます。
便利なようにも思える火葬車、中には高額な料金を請求する業者もいるので要注意。
最愛のペットとの最期のお別れがきちんと出来るよう、業者をお選びいただく際には特に下記の点にご注意下さい。
【ご予約時の確認】上記の事項に注意しても騙されたり、脅されたりした場合は直ちに警察へ連絡しましょう。
- ご予約の際には必ず総額の確認を行いましょう。
- 体重が分からない場合には、範囲内(何キロ~何キロ)の価格設定を確認しましょう。
- オプション料金などの設定がある場合には、事前に内容と価格の確認を行いましょう。
【お別れ当日の確認】
- 火葬前に必ず総額の確認を行ってください。
- プランや火葬の流れを確認しましょう。
4 自宅で供養するには

猫ちゃんを火葬した後、遺骨(骨壺)を自宅に持って帰る飼い主さんがほとんど。
遺骨はリビングや、猫ちゃんが生前お気に入りだった場所に安置するケースが多いです。
飼い主さんの心の整理がつくまで自宅に安置してもかまいません。
自宅の庭にスペースがあるならペットを土葬することもできます。
土葬すには深さ1メートル以上の穴を掘って、遺体を布などに包んで埋葬します。
穴が浅いと腐敗臭がしたり、それを嗅ぎつけた動物に掘り返されてしまうので要注意。
入れ物を使うときは木の箱やダンボールなど自然に分解するものがよいです。
穴掘りの労力を思うと、火葬した遺骨を埋葬する方が衛生的で簡単だと思います。
土葬すには深さ1メートル以上の穴を掘って、遺体を布などに包んで埋葬します。
穴が浅いと腐敗臭がしたり、それを嗅ぎつけた動物に掘り返されてしまうので要注意。
入れ物を使うときは木の箱やダンボールなど自然に分解するものがよいです。
穴掘りの労力を思うと、火葬した遺骨を埋葬する方が衛生的で簡単だと思います。
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自然葬について
ペット葬儀社の猫ちゃんの遺骨を海に散骨(海洋葬)してくれるプランもあります。
個人で散骨する場合には観光や海水浴場、漁業など影響がない場所であれば可能です。
そのとき遺骨はパウダー状にしてから散骨するようにします。
ペットロス
ペットが亡くなった悲しみからすぐに立ち直ることはできません。
場合によっては食欲不振や不眠などで生活に支障がでる方もおられます。
悲しみは抑え込まずに理解してくれる友人や知人と分かち合うことが大切です。
ペットが亡くなった悲しみからすぐに立ち直ることはできません。
場合によっては食欲不振や不眠などで生活に支障がでる方もおられます。
悲しみは抑え込まずに理解してくれる友人や知人と分かち合うことが大切です。
まとめ
猫ちゃんの供養をすぐに決める必要はありません。
心の整理がついてからペット霊園埋葬してもよいと思います。
形式的なものよりも「今までありがとう」という感謝の気持ちが大切だと思います。
はじめから共同墓地に埋葬すると後悔しますから、よく考えてから決めましょう。

【思い出をありがとう】猫の安楽死のタイミングについて
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