ぶっちゃけ猫に散歩は必要なの?
はじめて猫にハーネスをつけて散歩させている人を見たとき変人だと思ってしまいました。
そういうワタシも今では変人の仲間入り(^^)
今回は猫に散歩させるメリットをしらべてみました。
猫に散歩は必要?
ひと昔前は猫の放し飼いが当たり前でしたが、今は室内飼いが奨励されています。
放し飼いのデメリット
- 家に戻れなくなって迷い猫になる可能性がある
- 野良猫とのケンカから病気が感染する可能性がある
- クルマに轢かれてしまう可能性がある
- 狭いところに入ると脱出できなくなる可能性ある
- 変なものを食べて中毒になる可能性がる
- ノミ、ダニ、寄生虫に感染する可能性がある
- 敷地に猫が侵入すると嫌がる人もいる…など
とくにクルマの往来が激しい都会では猫ちゃんが事故に遭うリスクが高くなります。
また野良猫も密集しているためケンカで怪我をしたり、病気が感染するリスクも高くなります。
例をあげればキリがないのですが、屋外では何が起こってもおかしくないということですね。
以前うちの猫は道路の側溝に入ってしまい、出られなくなってしまったことがありました(^^ゞ

猫ちゃんがずっと部屋の中にいるのは可哀そうと思う方もるかも知れませんが、
はじめから外の世界を知らない猫なら完全室内飼いでもストレスになることはありません。
ですから猫ちゃんが外に出たがらない限り、ムリに散歩させる必要はありません。
猫に散歩させる4つのメリット
野良猫を拾って来たようなときは完全室内飼いにするのは難しいかも知れません。
1度でも外の刺激や楽しさを経験してしまうと室内だけではストレスになることも。
もともと野良猫ではないけれど、以下のような猫ちゃんには散歩が有効な場合があります。
こんな猫には散歩が効果的かも
- 外への好奇心が強い猫
- エネルギッシュな猫
- 縄張り意識が強い猫
- 肥満の猫
- 野良猫だった
このような猫ちゃんに散歩をとりいれると問題行動が軽減することがあります。
もちろん放し飼いにするのではなく、ハーネスをつけて散歩させるようにしましょう。
猫の散歩には次のようなメリットがあると考えらます。
1.猫の問題行動が軽減する
元野良猫のような外に出たがる猫ちゃんは散歩でストレスを解消することができます。
もともと縄張り意識が強い猫は「縄張りの不安」からスプレーなどの問題行動を起こすことも。
十分に遊ばせてストレスを発散させるのも有効な方法なんですが、
状況によっては散歩も取り入れた方が猫ちゃんの問題行動が軽減することがあります。
しつけの問題?!猫の威嚇がひどくなる原因と3つの対処法
2.猫の病気の予防
室内飼いの猫ちゃんは運動量が制限されるので、それに伴い飲水量も不足気味。
飲水量が減るとオシッコの量も減るので「下部尿路疾患」になりやすくなります。
散歩で運動量を増やすことで自然に飲水量も増やすことができます。

肥満の猫ちゃんにはダイエット効果も期待できますね。
「肥満は万病の元」といわれていますから、あらゆる病気の予防にもなります。
【猫が水を飲まない】猫に水を飲ませる4つの方法
3.人によい影響を与える

ペットと接することで人間によい影響を及ぼすことが知られています。
うちの娘は猫と一緒に散歩するのが大好きで、ちょうどよい癒しになっています。
散歩といっても猫はちょこちょこ歩いては立ち止まり、辺りを眺めているだけ。
イヌのように飼い主を引っ張ることもないので子どもにはちょうどよいのですね。
イヌのように飼い主を引っ張ることもないので子どもにはちょうどよいのですね。
4.逃走しても戻ってくる可能性がある

震災や、何かの拍子に猫ちゃんが逃走してしまうのも珍しくありません。
散歩で近所の風景を覚えていてくれれば、家に戻ってくる可能性が高くなります。
【行動範囲】猫が脱走して迷子になった!探す距離どのくらい?
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猫の散歩の注意点
猫ちゃんが唐突にダッシュすることがあるのでクルマには注意が必要です。
猫の頭は小さいので、首輪のにリードをつけただけではスッポリ抜けてしまうことがあります。
猫ちゃんの散歩にはリードではなく「ハーネス」の方を奨励します。

うちの猫はハーネスが苦手で、ハーネスを付けた途端にうずくまって固まってしまいます。
仕方がないので首輪にリードをつけて散歩させていますが(^^ゞ
仕方がないので首輪にリードをつけて散歩させていますが(^^ゞ
【ハーネスを嫌がる】猫とお散歩!超簡単なリードの取りつけ方
まとめ
散歩は猫のストレスや病気を軽減させてくれる可能性があります。
オス猫のスプレー行動や、粗相などの問題も解決できることもあります。
猫(ペット)と散歩することによって癒し効果も期待できますね。
【鳴き声が切実】見逃すな!猫のストレス症状5つのサイン
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