猫の鼻周辺にニキビが?!ニキビの4つの原因と治し方

猫の鼻周辺にニキビみたいなものを発見!

そもそも猫にニキビができるのでしょうか? それとも何かの病気?

今回は「猫のニキビ」について調べてみました。

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猫のニキビ4つの原因と治し方


猫の皮脂腺がよく分泌されるところにニキビができることがあります。

猫のニキビができやすいところはあごの下や口の周り、ひたい(目の上)、尻尾の付根などです。

猫のニキビの原因にはホルモンバランス、アレルギーやストレスなどが関与しているといわれています。


1 あごニキビによるもの


猫のニキビの中でもっとも多くみられるのが「あごニキビ」です。

猫の毛穴が皮脂や細胞の老廃物でつまると黒いブツブツが見られるようになります。

この段階では痒みなどの症状がないため、猫のほうもあまり気にならないようです。


黒ブツブツが見えますか?


つまった毛穴に雑菌などが感染して炎症を起こすと皮膚が赤く腫れて痒くなります。

さらに猫が傷口を掻いて悪化させるという悪循環になってしまいます。。

皮膚が赤くなったら、つまり痒くなる前に獣医師に相談するのがよいですね。


あごニキビを見つけたら

ぬるま湯に浸けたタオルでブツブツを丁寧にゆっくりと拭きとってあげましょう。

汚れがとれにくいときは殺菌効果のある「薬用シャンプー」がおすすめです。

シャンプーの成分が残らないように十分にすすぐようにします。


2 ニキビダニによるもの


「ニキビダニ」が原因で皮膚炎になるものを「ニキビダニ症」と呼びます。そのまんまですね。

ニキビダニは体長 0.2~0.3ミリの細長い虫で、はじめから猫の毛穴に住んでいる常在性のダニ。

健康状態が良好な猫であればニキビダニで問題になることはありません。


ニキビダニ症の症状

  • 頭や顔面などの毛が抜けたりフケがみられる
  • 皮膚が赤くただれたりカサブタができる
  • ひどいときには猫のヒゲが抜け落ちる
  • ニキビダニによって外耳炎になることもある
  • ふつう痒みがあるが無症状の猫もいる…など

  • 軽度のニキビダニ症


    まだ病気に対して抵抗力のない子猫や若年齢の猫にみられます。

    成長するにしたがって自然に治ってしまう猫ちゃんも多いようです。

    治療薬にはダニ駆除薬を投与しますが、症状によっては抗生物質なども投与します。


    中年齢からニキビダニ症がみられたときには免疫力を低下させる病気の関与を疑います。

    猫エイズや猫白血病などの感染があれば、それらを治療をする必要があります。

    ちなみにニキビダニは人間に感染することはありません。安心して下さい(^^)

    【猫白血病】症状の違いについてしらべてみた【猫エイズ】


    3 アレルギーやカブレによるもの


    プラスチック製の食器はキレイに見えますが顕微鏡で見るとその表面は穴だらけです。

    そのため雑菌が繁殖しやすく、猫のあごが触れることで湿疹ができることがあります。

    プラスチックだけではなく、食器の材質によっては皮膚がかぐれてしまう場合もあります。

    また食後に顎の下に食べカスなどがついているときキレイに拭きとってあげましょう。


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    4 その他




    猫が地面に伏せたりするとアゴが汚れるので「あごニキビ」と間違えることがあります。

    またゴミやホコリだと思っていたらニキビだったというオチもあります。

    「あごニキビ」のブツブツは被毛の表面だけではなく皮膚にもみられるので注意しましょう。


    まとめ


    猫のニキビは顎の下によくできます。ゴミやホコリと間違わないように注意しましょう。

    ニキビダニで湿疹ができたときには猫エイズや猫白血病のチェックを!

    日頃から猫の鼻の周りやあごの下をチェックしておきましょう(^_-)-☆

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