鼻周辺にニキビが!?猫のニキビの3つの原因

猫ちゃんのアゴの下が汚い。

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猫のニキビ4つの原因

猫ちゃんのニキビは皮脂腺がよく分泌されるところにできます。顎あごの下や口の周り、ひたい(目の上)、尻尾の付根などですね。

尻尾の付根などは、猫ちゃんが毛づくろして清潔にしているのでニキビになることはありません。

猫のニキビの原因には食生活、ホルモンのバランス乱れ、アレルギー、環境の変化によるストレスなどが考えられます。

あごニキビ

猫ちゃんの口の周りやあごの下にできるのが『挫瘡ざそう』という皮膚の疾患で『あごニキビ』と呼ばれています。猫ちゃんのニキビの中でもっとも多くみられるます。

猫ちゃんの毛穴が皮脂や細胞の老廃物でつまり、黒いブツブツが見られるのが特徴です。この段階では猫ちゃんに痒みなどはありません。

つまった毛穴に雑菌が繁殖して炎症を起こすと、皮膚が赤くれて痒くなります。さらに猫ちゃんが傷口を掻いて悪化させます。

炎症が強く、腫れている場合は抗生剤の内服薬や抗菌剤入りの塗りで治療します。

上図はうちの猫ちゃんの『あごニキビ』です。治るまで3週間ぐらいでしたね。

うちの猫ちゃんはよく地面に伏せたりするので、アゴの下が汚れて、そこから雑菌が入ったんだと思います。

ゴミだと思っていたら、実は『あごニキビ』だったということがあります。ブツブツは被毛の表面だけではなく皮膚にもみられるので注意しましょう。

ちなみに、うちの猫ちゃんは病院が苦手なので行きませんでした。行ってたら治りが早かったと思います。

 ブツブツ程度なら、ぬるま湯に浸けたタオルで丁寧にゆっくりと拭きとってあげましょう。

汚れがとれにくいときは殺菌効果のある「薬用シャンプー」がおすすめです。シャンプーしたあとは十分にすすぎましょう。

ニキビダニ症

『ニキビダニ』というダニが原因で皮膚炎になるものを『ニキビダニ』と呼びます。おもに頭や顔面の周囲、首の部分に皮膚炎が見られます。

ニキビダニは体長0.2mm前後の細長い虫で、猫ちゃんの毛穴に住んでいる常在性のダニ。健康な猫ちゃんなら問題になるこはありません。

まだ病気に対して抵抗力のない子猫や若年齢の猫にみられ、成長するにしたがって自然に治ってしまう猫ちゃんも多いようです。

 中高齢の猫ちゃんに『ニキビダニ症』がみられたとは、猫白血病、猫エイズなどの免疫力を低下させるような病気の関与を疑います。

治療薬にはダニ駆除薬を投与し、症状によっては抗生物質なども投与します。猫白血病などが原因であれば根本的な治療が必要です。

カブレによるもの

くちびるや口角など、口に周りにできるニキビは食器からのカブレが原因のことが多いようです。

例えばプラスチック製のフードボウル。表面はつるつるに見えますが、顕微鏡で見るとその表面は凸凹だらけです。

そのため雑菌が繁殖しやすく、猫ちゃんの口が触れると湿疹ができることがあります。

食器の材質によってはアレルギーを引き起こし、口がカブレることもあります。金属アレルギーの猫ちゃんもいますね。

食器を清潔に保つか、アレルギーが生じにくい陶器製のものにするのも方法です。

まとめ

猫ちゃんの『あごニキビ』の黒いブツブツは表面だけではなく、皮膚にもみられるので注意しましょう。

ニキビダニで湿疹ができたときには猫エイズや猫白血病のチェックを! 日頃から猫ちゃんの鼻の周りやあごの下をチェックしてあげましょう。

ちなみにニキビダニは人間に感染することはありません。

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