猫が夜鳴きするので眠れない。。
猫は夜行性なの?
猫ちゃんが夜行性と思われている方も多いと思いますが、それはまったくの誤解。猫ちゃんは『薄明薄暮性』の動物で、早朝や日暮れの薄暗い時間帯に活動します。猫ちゃんの獲物が早朝や日暮れに活動するので、その時間帯に合わせて狩りをする習性が濃く残っているからです。ですから、猫ちゃんは夜中には寝ているのが普通です。
逆に猫ちゃんが夜中に活動的になるのは普通ではなく、そうさせる何らかの原因があることになります。以下に説明するのは、おもな4つの原因と対処法についてまめたものです。
猫が夜鳴きするときの対処法
環境の変化によるケース
環境の変化には引越しや、部屋の模様替え、新しい同居人が増えたなど、いろいろなケースが考えられます。猫ちゃんは保守的な生き物で、こういった変化が大の苦手です。新しい環境に慣れるまでは、夜中に猫ちゃんが部屋中を歩き回ったり、布団の上に乗ってきたり、鳴いたりして飼い主さんの注意を引こうとします。
そのようなときは完全に無視をするのがよいでしょう。何のリアクションも得られなければ、猫にとってもメリットがないので諦めるようになります。1~2週間ほどで折り合いがつくはずです。
そのとき飼い主さんが猫ちゃんを撫でたり、起きてトイレに行ったり、何らかのリアクションをとったら負けです。完全に無視に徹しましょう。
子猫の場合はお腹がすいたり、寒かったりして夜中に鳴くこともあります。前もってキャットフード用意してあげたり、お部屋を暖かくしてあげましょう。
欲求不満によるケース
猫ちゃんが余剰のエネルギーを発散できずにいると、欲求不満から問題行動を起こします。もともと活発な猫ちゃんに多いですね。夜中に部屋中を徘徊したり、夜鳴きしたり、悪戯などの問題行動をおこすことで本能欲求を満たそうとします。猫ちゃんの本能欲求を満たすには、遊んであげるのが最もよい方法です。
猫ちゃんは狩りをする習性があるので、猫ちゃんと遊ぶときは狩りを想定したものがよいですね。獲物に見立てたオモチャを追いかけてさせるような感じです。できれば就寝前に15分程度遊んであげるとよいですね。
生活リズムの乱れによるケース
人と同じく、猫ちゃんも一定のリズムで生活することは大切です。生活リズムの乱れから、猫ちゃんの体内時計にもズレが生じていることがあります。猫ちゃんの体内時計をリセットするには、生活リズムを整えることが大切。特定のイベントを繰り返すことで生活にメリハリをつけ、生活リズムを整えるようにします。
決まった時間に食事をさせ、決まった時間に遊ばせ、寝る前に遊んで食事してから眠りにつく、という一連の流れをつくるようにします。意外と猫ちゃんはお決まりの行動パターンが好きなんです。
就寝前に猫ちゃんと遊んであげると生活リズムがリセットしやすいようです。大切なのは遊ん後で必ず食事をさせること。猫ちゃんが満足すれば毛づくろいしてから眠ります。
不妊去勢手術後に発情するケース
オス猫の場合
オス猫ちゃんは去勢をすることで90%は夜鳴きやスプレー行動をしなくなるようですが、残りの10%は癖みたいなものが残ってしまうようです。何度か発情期を経験しているような猫ちゃんは癖が場合があるようです。何度か繰返すうちに、徐々になくなっていくこともあります。
最初にむかえる発情期の前後で、不去勢手術をしておくのがベストです。生後6ヶ月~1年以内の手術が最適といわれています。
メス猫の場合
女の子の猫ちゃんの場合、不妊手術したにもかかわらず発情期になってしまうケースがあります。その理由として以下の2つ。それらを総称して『卵巣遺残症候群』と呼ばれています。獣医師さんによると、やっかいなのは前者の卵巣が残ってしまう場合なんだそうですよ。
取り残した卵巣が肉眼で確認できなければ、摘出できないそうです。そのようなケースでは発情抑制剤などでコントロールするしかないそうです。
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夜鳴きする猫の病気について
中高齢になってから猫ちゃんが夜鳴きするものに『猫ちゃんの食事がよくなったため、長生きする猫ちゃんが増えてることで、最近では猫ちゃんにも『
猫ちゃんが中高齢になって夜鳴きするようになったら、いちど獣医師さんに健康チェックをしてもらいましょう。
まとめ
猫ちゃんが夜鳴きするようなときは、ほとんどが『環境補変化』『欲求不満』『生活リズムの乱れ』によるものだったりします。とくに猫ちゃんは狩りをする本能欲求があるので、狩りをして(遊び)、獲物を食べて(食事)、毛づくろいして眠りにつく、という一連の流れが大切です。
本能欲求を満たしてあげさえすればで、何のトラブルなど起こり得ないと考えています。猫ちゃんにとって『遊び』は、飼い主さんが思っている以上に大切な内容だったりしますよ(^^)
猫のチャチャがお気に入りです。疲れたからだを休ませてくれます。