猫ちゃんを飼いはじめたとき、とんでもない時間帯に猫の鳴き声で起こされてしまう飼い主さんも多いと聞いています。
その後なかなか寝付けなくなったり、いつも睡眠不足で辛い思いをしている飼い主さんもいるはずです。
それで、今回は猫の夜鳴きなど問題行動を解決するヒントになってもらえれば嬉しいですね。
猫が夜中に鳴くときの3つの対処法
猫が夜行性と思われているのはまったくの誤解で、猫は『薄明薄暮性』の動物。獲物が活発に活動する早朝と日暮れに活発になる生き物です。早朝や日暮れに狩りをする習性が濃く残っているので、ある程度早起きなのは仕方がないといえます。
猫が夜中の2時3時に活動的なるのは問題で、通常猫は夜中はおとなしく寝ているのが一般的な生活リズムといえます。
それでは夜中の猫の問題行動にはどんな原因があり、どのように対処したらよいのでしょうか?
1.まだ新しい環境に慣れていない
猫ちゃんをはじめてマイホームに迎え入れたとき、新しい環境に慣れるまで時間がかかるものです。以前の住みなれた環境から、一変して新しい環境へ連れて来られてたのですから調子が狂うというもの。
わたしは枕や布団や変わると寝付けないタイプなんですが、神経質な猫ちゃんなら尚更ですよね(^^ゞ
そのようなときは寝不足で辛いかもしれませんが、2週間ぐらい見守って(ノーリアクション)あげましょう。
猫ちゃんが部屋中を歩き回ったり、布団に上に乗ってきたり、鳴いたりして注意を引いてきても完全に無視をすること!
そのとき飼い主さんが猫を撫でたり、起きてトイレに行ったり、何らかのリアクションをとったら負けです。完全に死んだフリをすること。
何のリアクションもなければ猫にとってもメリットがないので、1~2週間ほどで問題行動も収まってくるはずです。
そのとき飼い主さんが猫を撫でたり、起きてトイレに行ったり、何らかのリアクションをとったら負けです。完全に死んだフリをすること。
何のリアクションもなければ猫にとってもメリットがないので、1~2週間ほどで問題行動も収まってくるはずです。
子猫のうちはお腹がすいたり、寒かったりして飼い主の注意を引こうとするケースもあります。
この場合は前もってキャットフード用意してあげたり、お部屋を暖かくしおいてあげましょう。
今でもうちの猫ちゃんは部屋が寒かったりすると、布団の上にあがってきたり、耳元で鳴いたりします(^^)
この場合は前もってキャットフード用意してあげたり、お部屋を暖かくしおいてあげましょう。
今でもうちの猫ちゃんは部屋が寒かったりすると、布団の上にあがってきたり、耳元で鳴いたりします(^^)
2.欲求不満によるもの

夜中であるにもかかわらず猫がハッスルしていたり、夜鳴きしたり、悪戯などの問題行動をおおこすケース。
そのようなケースでは猫ちゃんが余剰のエネルギーを発散できずに、欲求不満に陥っていることが多いです。
夜中に問題行動を起こすことでストレス発散しようとしていると思われます。もともと活発な猫ちゃんに多いですね。
就寝前に猫ちゃんが疲れるぐらいに遊んであげるとストレスを発散できます。
猫は狩りをする習性があるので、遊びも『狩り』を想定して遊んであげると本能欲求が満たされます。
猫が息がハアハアするぐらい遊んで(狩りをさせて)あげましょう。時間にして15分間ぐらいでOKです。
具体的な遊びかたについては下記を参考にしてくださいね。
猫が息がハアハアするぐらい遊んで(狩りをさせて)あげましょう。時間にして15分間ぐらいでOKです。
具体的な遊びかたについては下記を参考にしてくださいね。
3.生活リズムのズレ
人も自律神経を整えるには規則正しい生活が大事です。では猫ちゃんは? 猫も規則正しい生活が大切です。飼い主さんが気ままな時間に猫に食事をさせ、気ままな時間に遊んであげる…のでは猫の体内時計も狂ってしまうというもの。
決まった時間に食事をとらせ、決まった時間に遊ばせ、寝る前に遊んでから食事をさせて就寝という感じです。
だらだらと何となく生活させるのではなく、メリハリをつけることが大切なんです。
前項でも少し触れましたが、就寝前に猫ちゃんを遊ばせる(狩りをさせる)と生活リズムをリセットしやすいですね。
大切なのは遊ん後で必ず食事をさせるようにします。決まったことを何度もすることでリズムが整えられます。
猫が遊びに満足すれば毛づくろいして眠りにつきます。
大切なのは遊ん後で必ず食事をさせるようにします。決まったことを何度もすることでリズムが整えられます。
猫が遊びに満足すれば毛づくろいして眠りにつきます。
4.避妊手術後の発情期
避妊手術後、卵巣の一部が体内に残ってしまった場合、また術後に『それらを総称して『卵巣
取り残した卵巣は肉眼で確認することが難しいケースもあり摘出が困難な場合があるそうです。そのような場合には発情抑制剤などでコントロールするそうです。
スポンサーリンク
まとめ
ペットのしつけは飼い主の我慢くらべになりますが、猫ちゃんには意外に完全無視が効果的だったりします。夜中に猫ちゃんが鳴いたとしても声をかけたり、背中を撫でたり、起きてトイレに行ったり…何らかのリアクションをしてはいけません。
猫にとって飼い主の気を引くことがもくてきなので、良くも悪くも飼い主さんが何らかの反応をしてしまうと猫の勝ちなんです(^^)
猫ちゃんの問題行動のほとんどは縄張りの不安を抱えているか、遊びが足りていないケースでです。日頃あなたは猫ちゃんと遊んでいますか?
個人的には『しつけ』という言葉は好きではありません。猫の習性を理解してお互いに妥協点を探るといったほうが適切だと思います。
猫のチャチャがお気に入りです。疲れたからだを休ませてくれます。