耳の形で猫の感情がわかるの?!猫の気持ち4パターン

猫の耳は口ほどにものを言うって本当?

猫の気持ちを知るうえで、目・ヒゲ・耳は重要なポイントです。

それらの中で耳はよく動くパーツなので、大きなヒントになります。

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猫の耳と感情


人間以外で感情を顔に出すのは、サル、イヌ、そして猫ぐらいだといわれています。

猫の感情は生きるうえでの必要最低限のもので、人間のような複雑さはありません。

耳の形でわかりやすいのは、平常心・好奇心・恐怖心・敵愾心てきがいしんの4の気持ち。
※相手に対して抱く憤りや、争おうとする意気込み

猫の感情と耳のかたち
感情 耳のかたち
平常心 リラックス。耳を立ててはいるが緊張はなく少し外側を向いている。
好奇心 耳を前に向けてピンと立てる。飼い主に何か要求があるときにも同じ形になりますね。
敵愾心 耳が倒れて少しまくれる。
恐怖心 耳を後ろに引いて頭にペタンとくっつける。

怒るとこんな感じ


猫は常に警戒を怠らず、左右の耳を動かして周りの音に注意を向けています。

逆に猫の耳がピクリとも動かないときは、安心しきっているからです。

ちなみに、1日中耳が後ろを向いているときは過度のストレスといわれています。


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耳の形とモチベーション


猫は恐怖心が強いほど耳を倒し、目の瞳孔が大きくなります。

逆に強気な猫ちゃんほど耳を立て、必要以上に瞳孔が開きまません。

強い猫ちゃんは自信にあふれた表情をしているで、パッと見でわかります(^^)



Leyhausen P. 1982


これは動物行動学者・ライハウゼン氏が描いたもので、よく引用される有名な図です。

この図は猫の「攻撃性:A」と「防御性:D」の度合いと表情の変化を示しています。

平常心A0D0からスタートして、右寄りなら強気、下寄りなら弱気という感じですね。


左下端のA0D2は防御性(恐怖心)マックスなので、耳が頭にペタンとくっついていますよ。

最も複雑な心境は、強気と弱気が半々の右下端のA2D2じゃないでしょうか(^^ゞ

イメージとしては…攻撃すべきか逃げるべきか迷っている状況なんでしょうね(^^)

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まとめ


猫の気持ちを知るうえで、目・ヒゲ・耳は重要なポイント。

その中でもよく動く耳はわかりやすいパーツでなので、注目してみましょう。

怒っているような表情をしていても、耳が立っていれば機嫌がよいと思います。

猫ちゃんの気持ちを知るうえで、何かのヒントになれば嬉しいです(^_-)-☆


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