【方向感覚】遠く離れた場所からどのように猫は帰ってくるのか?

猫って遠く離れた場所から家に戻ってこれるの?

引越し先で猫が逃走していまい、暫くして元の家に戻っていたという話があります。

というワケで、猫の帰巣きそう本能についてしらべてみました。

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猫の帰巣本能について


「帰巣本能」とは、遠く離れた場所から自分の家に戻ってくることができる能力です。

極端なケースですが300km離れた場所から帰宅した猫ちゃんもいるようです。

では、そういった猫ちゃんはどのようにして戻ってくることができるのでしょうか?




最近の研究では、猫にも独自のナビシステムが備わっていることがわかってきました。

猫は4つの能力を駆使して、自分の住処へ戻ってくると考えられています。


1.嗅覚や記憶によるもの


猫の嗅覚は人間の約14倍程度。イヌのように匂いを頼りに古巣に戻ることはありません。

猫は場所を覚えるのは得意なほうですが、これも狭い範囲内での話しです。

何十キロも遠く離れた場所から帰ってくるケースでは、それらだけでは説明がつきません。


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2.猫には磁場が見えている


渡り鳥は大陸間を正確に移動できることで知られていますが、

最近の研究では、渡り鳥の目には磁場を感じる細胞(受容体)があり、

実際に地球の磁場が見えている可能性があるという説があります。




この受容体、イヌや猫の網膜にも存在していることがわかりました。

つまり、猫ちゃんにも磁場が見えている可能性があるということ。

はたして、猫の目にはどのように映っているのでしょうか?


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3.体内時計を利用している


猫を飼っていると、意外と生活リズムが一定であることがわかると思います。

動物には体内時計があり、住んでいる環境によって一定のリズムを刻んでいます。




猫は自分の体内時計と太陽の位置関係を感覚で覚えていて、

そのズレを修正するカタチで移動しながら戻ってくるという説があります。

なにせ磁場が見えているぐらいですからね、あり得ることだと思います(^^)


4.方向細胞のおかげ




方向細胞は大脳に数多く存在しているもので、いくつかの細胞が目標を記憶しています。

頭がある目標(方向)を向いたときにビビッと反応して活性化するといわれています。

これによって目的地を察知して戻ってくる可能性があると考えられています。

これには個体差があり、多くの猫ちゃんたちが帰宅できないでいるのも事実です。

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帰ってこないときのオマジナイ


世の中に「引き寄せの法則」というスピリチュアルな法則があると主張する方々がいます。

ザックリ説明すると「思考は現実になる」というもの。

効果があったらラッキー!程度に考えていただけるとよいですね(^^)


いなくなった猫ちゃんに会いたいときは天井に愛猫の写真を貼って、

一緒にいて幸せだったときのことを思いを思い出しながら眠りにつきましょう。

現実的には近くにかくれている可能性が高いので夕方・朝方に探してみましょう。

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まとめ


優れた帰巣本能をもっている猫ちゃんは遠くからでも戻ってくる可能性があるかも。

迷子になったときは、最寄の交番・保護センター・動物病院に連絡しておきましょう。

くれぐれも引越し先では猫ちゃんを逃走させないよういに注意しましょう。


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