猫ちゃんのオシッコの臭い消しには重曹は効果があるの?
重曹の使い道について
猫ちゃんのオシッコの臭い消しで有名なのは『ミョウバン水』です。ミョウバンは弱酸性なので、アルカリ性の猫ちゃんのオシッコを中和してくれます。重曹は弱アルカリ性なのでオシッコが中和されないので消臭効果はありません。しかし、だからといって使い道がないわけではありません。
重曹は猫のトイレ掃除につかえる
重曹の粉は研磨剤として使え、頑固な汚れを削って落とすことができます。面白いことに、猫のオシッコに重曹を振りかけると固まってくれます。つまりお掃除が楽ということがポイントですね。
猫ちゃんがカーペットにオシッコをしたときも、重曹を振りかけて固めることができます。
重曹はペットの匂いを消す
猫ちゃんの体に重曹をふりかけてブラッシングすれば臭いが消えます。ドライシャンプーというやつですね。重曹を振りかけた後は、よくはらい落として下さいね。わたしは猫ちゃんの体臭は気になりませんけどね。
洗濯物の臭い消しに
猫ちゃんの体を拭いたタオルであるとか、猫ちゃんのベッドのシーツであるとか、布製の猫ちゃん用品の洗濯に使えます。重曹そのもに洗濯効果は薄いといわれてはいますが、洗濯物を干したときの嫌な臭いを消すことができます。
ただ重曹は水には溶けにくいので、40度くらいのぬるま湯にしなければなりません。
洗濯機で洗うと、洗濯槽が痛むことがあるので、お風呂の浴槽で洗うといいかも知れませんね。
入浴剤として使う
重曹は入浴剤として使いことができます。「重曹湯」というやつですね。重曹の分量は、浴槽に対してカップ半分が目安です。重曹は血行を促進して、湯上りにサッパリ感があります。ただお肌が乾燥します。
スポンサーリンク
猫に重曹は危険?

基本的に重曹は猫ちゃんに直接食べさせるものではないので、健康的な猫ちゃんであれば問題になることはありません。
今のところ塩分やナトリウムが直接の原因となって、猫ちゃんの健康を害するような明確な根拠や報告はないようです。
既に猫ちゃんが腎臓病などになっている場合は、ナトリウム摂取の制限が必要です。
まとめ
猫ちゃんのオシッコの臭い消しには『ミョウバン水』『クエン酸』が効果的。しかし重曹は、猫ちゃんのウンチやオシッコを固めて掃除できるという利点がありますので、これは大きいメリットだと思います。
それらを上手に使い分けて、クリーンなちゃん猫ライフを楽しみましょう。
(Visited 630 times, 2 visits today)
重曹は猫には危険だと思います。
危険だと思います。
食用といっても、重曹には塩分が大量に含まれています。
猫はもともと腎臓機能が貧弱な生き物です。重曹を振りかけた被毛を舐めることは寿命を縮めることになります。
訪問、ありがとうございます!
肌の弱いネコちゃんには重曹はオススメしませんが、
重曹でネコの腎機能が低下して命を縮めたという臨床データや、明確な根拠がないようです。
重曹のナトリウムを問題にしているのだと思われますが、実はネコには動脈硬化がありません。
つまり、動脈硬化による慢性腎不全は起こらないのです。ここが人と異なる点ですね。
ですので、重曹がネコに与える影響は未知といったところでしょうか。
とはいえ、頻繁に重曹を振りかけるのはマズい気がしますね^^;
あくまでも、常識の範囲内での使用なら問題はないと考えています。