【鼻づまり】猫がいびきをかくときに疑う3つの病気【肥満】

猫がいびきをかくようになった。。デブだから?

というワケで、猫のいびきについて調べてみました。

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猫のいびきについて


わたしの知り合いの猫ちゃんはピーピー(ときにはブーブー)音をたてていびきをかきます。

ふつういびきは寝ている間に鼻の通りがよくなかったり気管などが圧迫されることで起こります。




ペルシャやエキゾチックなど短鼻種(鼻ペチャ)の猫ちゃんはいびきをかくやすい傾向があります。

これは鼻の構造の問題なので正常ないびきといえるかも知れません。

注意する必要があるのは短頭種にかかわらず、ある日から急に鼻が鳴るようになるケースです。


1.いびきに隠れた病気


鼻がなる原因として慢性鼻炎、肥満、鼻咽頭ポリープ(良性の腫瘍)などがあります。

ふつうこれらは直接命に係わることはないので緊急性はありません。

しかしながら中には病状が進行すると厄介なものもあるので注意が必要です。

厄介な病気ほどなかなか表面に現れてこないないものです。


要注意な病気3つ
病気 特徴
リンパ腫 リンパ腫はお腹の中にできるもが多いのですが、少なからず鼻の中にできるものもみられます。
クリプトコッカス症 主にハトから感染するカビの仲間で、免疫色が低下していると感染しやすくなります。鼻血がでたり、鼻の中にしこりができたりします。
鼻咽頭狭窄 鼻の奥に膜様の異物ができたり、粘膜が肥厚することで息が苦しくなる病気です。

詳しくは…【白血病】悪性リンパ腫の猫って余命どのくらいなの?


2.肥満といびきの関係




超肥満猫の場合、首回りの脂肪が気道を圧迫していびきをかくことがあります。

以前テレビでみた猫ちゃんは、睡眠時無呼吸症のせいで大きないびきをかいていましたよ!


その猫ちゃんは体重6.4kgが限界といわれていたのに対して9.5kgもある超肥満体でした。

飼い主が4週間で8.4kgまでダイエットさせたところ、いびきも自然に治っていました。


【再発】デブ猫は危険?!肥満細胞腫3つの症状【余命】

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クリプトコッカス症について


「クリプトコッカス症」はクリプトコッカスという真菌(カビの仲間)に感染することで発症します。

主な感染源は空気中に舞っている乾燥したハトのフン。それを口や鼻で吸い込むことで感染します。

クリプトコッカスは呼吸器症状だけではなく、感染した箇所によっていろいろな症状が現れます。

ふつうの健康的な猫ちゃんであれば、ほとんど感染することがない病気です。


クリプトコッカス症の症状
おもな症状
呼吸器 、真菌を吸い込むことで咳、粘液性の鼻水、血が混じった鼻水、いびきをかくようになる…などの呼吸器に関連する症状がみたれます。
しこり 鼻の周辺に固いしこりができたり、その部分に潰瘍(かいよう)ができて膿むことがあります。しこりは内臓にまで広がることがあります。
神経 真菌が中枢神経に侵入すると痙攣(けいれん)、運動障害、視神経に侵入すると失明の恐れがあります。


こんな猫は感染しやすい

猫エイズ、猫白血病、糖尿病…などで免疫力が低下している猫ちゃんには感染しやすい傾向があります。

人獣共通感染症なので、病気への抵抗力が弱い小さいお子さんやお年寄りにも注意が必要ですね。

【くしゃみ鼻水】猫風邪の治療費と治療期間をしらべてみた


まとめ


鼻炎でも短鼻種でもないのに鼻がピーピー鳴っていたら隠れた病気の可能性も。

起きているときにも鼻が鳴っていたり口呼吸をしていたら要注意です。

ちなみにうちの猫は小太りですが、体を持ち上げるときに鼻をブッと鳴らします(^^)


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