猫が迷子になったときに保健所は知らせてくれるの?
猫が突然脱走したり、散歩に出かけてたまま戻ってこないことってありますよね。
今回は、マイクロチップをつけた猫が、保健所に引き取られた場合に、
ほんとうに飼い主に返還されるのか調べてみることにしました。
保健所や動物愛護センターの実情
平成27年に、保健所や動物愛護センターで処分された犬猫の数は約8.3万匹で、
そのうち犬が約1.6万匹、猫が約6.7万匹、年々その数が減ってきています。
飼い主による持ち込みは約2万匹(犬猫)で、中には業者(ブリーダーなど)もいるようです。

大半を占めるのが所有者不明の猫(迷子猫・逃走猫・捨て猫など)
それら猫ちゃんの保護期間は3日~7日程度で、その後処分されることになります。
飼主が持ち込んできたペットに関しては即処分されるとのこと。
マイクロチップを入れていると安心?
体内にマイクロチップを埋め込んでいるペットは、身元を確認することができます。
環境省でもチップの埋込み奨励していますので、対応してる機関も増えているはずですね。
まだ導入されていない地域もあるので、確認はしておいたほうがよいかも。

平成27年の猫の返還・譲渡数は2.1万、収容された猫のうち23%が生還しています。
グラフを見るとわかるように、年々増加傾向にあるのは嬉しいですよね。
行政機関や動物保護団体の地道な努力が、最近になってようやく実った感じがします。
アメリカでは、保護された猫が飼い主に返還されるのは2%足らずだそうです。
その中で、マイクロチップをつけている猫の返還率は50%になるそうですよ。
その中で、マイクロチップをつけている猫の返還率は50%になるそうですよ。
猫にマイクロチップを使う3つのメリットと5つのデメリット
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保健所が知らせてくれるの?
収容された全ての猫は、施設のリーダーで読取られますが、
保健所から連絡が来るのではなく、情報を管理している会社からになります。
保健所がその会社に連絡し、そこから飼い主の元へ連絡が来るカタチですね。
読取れないケースもあるので、それを100%保障するものではありません。
連絡が来ないケース
- 保護施設に読取装置(リーダー)がないとき
- 引越しなどで登録が間に合わなかったとき
- 猫が暴れて読み取れないとき
- 体内のチップが移動しているとき
- 外国のマイナーなチップを使用しているとき…など
万が一読み取れないときには、1週間以内に処分させることになります。。
ですから、最も大切なのは飼い主からアプローチすること!
すぐに警察や動物愛護センター、動物病院などに連絡しましょう。
猫のマイクロチップの値段はいくら?登録や変更はどうやるの?
まとめ
マイクロチップは、万が一のときに効果を発揮する有効なアイテム。
猫がいなくなったときは、先ずは室内を徹底的にさがしましょう。
うちの猫は、タンスの引き出しの中に閉じ込められていたことがあります(^^ゞ
【行動範囲】猫が脱走して迷子になった!探す距離どのくらい?
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