老猫がかかりやすい肥満細胞腫ってどんな病気なの?
今回は、肥満細胞腫について調べてみました。
猫の肥満細胞腫について
肥満細胞はアレルギー反応と炎症反応に関与している細胞で、
肥満細胞種とは、肥満細胞が増殖して

9~10歳に発症することが多いのですが、若い年齢にもみられるようです。
肥満細胞腫には皮膚型と内蔵型の2タイプがあります。
1.皮膚型の特徴
皮膚型は頭や首周りの皮膚に、小さいシコリがポツン(複数の場合もある)とできます。
特徴的なのはシコリになった部分の毛が抜けることで、
それゆえ早期発見しやすく、切除手術で治る確率が高いといわれています。
2.内蔵型の特徴
内蔵型肥満細胞腫の特徴
- 高齢の猫がなりやすい
- おもに腸管に発症する
-
おもな治療は切除手術ですが、切除できない部分は放射線治療や化学療法でカバーします。
それらで効果がない場合には、余命6か月前後といわれています。
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肥満細胞腫の予防
今のところ、肥満細胞腫が発症するメカニズムはわかっていません。
肥満細胞腫に有効な予防法はなく、何よりも早期発見がポイントになります。
ふだんから猫とコミュニケーションをとり、違和感を感じたら即受診。

皮膚型は体の表面にできることもあって、早期に発見することが可能です。
厄介なのは内蔵型。軽い嘔吐・下痢が数日続くようなら獣医師に相談しましょう。
皮膚型はシャムによくみられ、遺伝が関与しているいわれています。
猫免疫不全ウイルスが関与しているといわれていますが、よくわかっていません。
猫免疫不全ウイルスが関与しているといわれていますが、よくわかっていません。
まとめ
ふだんから、猫の頭・首周り・お腹など揉みもみしてあげましょう。
軽い嘔吐・下痢が数日間続くようなら獣医師に相談するのが先決です。
8歳以上の猫ちゃんは、毎年の健康診断がオススメです。
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