【猫パルボウイルス】症状と消毒方法をしらべてみた【潜伏期間】 | ねこネコ.ねっと ~ 猫とのつき合い方

【猫パルボウイルス】症状と消毒方法をしらべてみた【潜伏期間】

作成2016/12/08 更新2016/12/09

猫パルボウイルスの症状と消毒について


極めて強い感染力をもつパルボウイルス、急激な進行と高い致死率が特徴です。

今回は、そのパルボウイルスについて調べてみました。

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猫パルボウイルスについて



猫パルボウイルスに感染することで「猫パルボウイルス感染症」になります。

別名「猫はん白血球減少症」「猫伝染性腸炎」「FPV」とも呼ばれています。

子ネコに感染すると9割近くが亡くなってしまうという、かなり恐ろしい病気なんです。

しかしながら、定期的なワクチン接種(3種混合)で予防することができます。


1、猫汎白血球減少症の症状



感染経路は、感染ネコの排泄物が口に入ることで感染します。経口感染ですね。

潜伏期間は数日~2週間で、危険なのはワクチン接種をしていない若いネコです。

未ワクチン接種の子ネコが感染した場合、1日〜数日で亡くなることもあります。


お腹が痛くなってきた。。


 icon-arrow-circle-o-down おもな症状

  • 嘔吐と下痢をを繰り返す
  • 高熱
  • それらによる脱水症状


特徴として、吐いたものに黄緑色の液(胆汁)がみられることがあります。

とくに子ネコの脱水症状は深刻で、死亡率を高くしている理由でもあります。

白血球減少症といわれるように、白血球が減少して免疫力が低下することもあります。


治療の遅れは命取りになるので、すぐに獣医師に相談しましょう。

各地域の獣医師会のサイトに、夜間救急の情報が掲載されていま。

もしものときのために、一度確認しておくとよいでしょう(^_−)−☆


2、猫汎白血球減少症の治療



パルボウイルスには特効薬というものがないので、対処療法がメインになります。

脱水症状を起こしているときには、点滴で水分を補ったりします。

免疫力を高めるためにインターフェロンを投与することもあります。


細菌の二次感染を防ぐために抗生物質を投与する場合もあります。

あとはネコ自身がもっている免疫力で、回復してくれるのを待つしかありません。

ちなみに、抗生物質でウイルスを撃退することはできません。


3、パルボウイルスの消毒について



生命力が強いウイルスで、ときには1年以上は生きていることがあります。

しかしながら家庭用の漂白剤で、簡単に消毒液をつくることができます。

ちなみに、アルコール消毒やクレゾールなどは効果がありません。




 icon-arrow-circle-o-down 消毒液のつくり方

病気の子の生活環境は、徹底的に消毒します。ただし、完全にウイルスをなくすことは不可能です。

消毒液は、塩素系衣類用漂白剤(ハイター、ブリーチなど)20ccと水500ccを混ぜた消毒薬を作ります。

ペットボトルを使うと便利です。
これをスプレー容器などに入れ、床やケージなどを拭いてください。

ただし、ウンチやエサなど有機物の汚れがあると消毒効果は極端に落ちます。あらかじめティッシュなどでこれらの汚れを取った後に消毒をします。

本郷どうぶつ病院(長野県)


多頭飼いをしている場合には、他のネコへの感染を防ぐため感染ネコを隔離します。

感染ネコやその排泄物を触った後は、必ずよく手を洗いましょう。

ちなみに、寒い時期に流行するノロウイルスも消毒することができます。

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猫の駆除にパルボウイルスが使われた



 icon-book 実は、野ネコを駆除するのにパルボウイルスが活用されたことがあります。

南アフリカの南東1,770kmのインド洋に「マリオン島」という島があります。

この島ではペンギン、ウミツバメ、アホウドリ、アザラシなどの研究が行われています。


マリオン島のネコではありません(^^ゞ


1949年に島に持ち込まれた5匹の猫が、26年間で2,000匹にまで増えたため、

年間45万羽のウミツバメが、野ネコに襲われてしまうという事態になりました。

そこで、猫汎白血球減少症を人工的に流行させて野ネコを絶滅させたのです。


島が過酷な環境じゃなかったら、もっとネコが増えていたはず。

ネコの駆除に伝染病を用いた数少ない実例ですね。

それにしても、過酷な環境にネコを置き去りにするとは、なんとも身勝手な話です。。


ガラパゴス諸島では「ウミイグアナ」が野ネコに食いつくされました。

人間の手で持ち込まれたネコが、島固有の生態系を壊すこともあるのです。


まとめ



パルボウイルスは、島のネコを絶滅させてしまうほどの威力。

自然界でも半年は生きているので、いたるところで感染する可能性があります。

ワクチン接種がかなり有効なので、定期的に予防接種を受けましょう!


 icon-arrow-circle-o-right 【猫白血病】症状の違いについてしらべてみた【猫エイズ】むしょう

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